アメリカ早分かり
イエローストーン国立公園には、米大統領が何回か来園しています。自然保護を訴えたフランクリン・ルーズベルト大統領や、かつて国立公園保護官を勤めたことがあるフォード大統領、また、カーター大統領やクリントン大統領も訪れました。オバマ大統領も家族と来園しました。(このビデオはMr. President Goes to Yellowstone - Extended Version (11分49秒) からの抜粋です。) (日本語字幕付 4分9秒 2010年3月10日)
- 日本語字幕テキスト(PDF)|英語オリジナルテキスト(PDF)
- 日本語字幕付ビデオ アーカイブ
- ホワイトハウスのビデオ
- ホワイトハウスのビデオ (Youtube)
- レファレンス資料室のYoutubeサイト
*日本語字幕は参考のための仮訳であり、正式訳ではありません。
米国文化について500語以内でまとめろって?500語は多すぎるのでは?」というジョークがある。
冗談はさておき、米国文化というものはもはや存在しないのではないかという現実がある。インターネットのおかげで、おそらく北米以外の大陸から発せられたであろう「米国の文化とは何か」という質問に答えるために、私が北米大陸で書いたこのエッセーを、別の大陸にいる読者が読むことができるようになっている。それは取りも直さず、それぞれの国の文化を守ってきた番兵が著しく減ってきたということである。この章では、米国民の大半が米国で生まれた文化であると考えているミュージカル・コメディー、ジャズ、そして探偵小説という3つの芸術形式について考えてみたい。
[続きを読む]ワシントンDCに、米国の法の支配を最もよく表している建物がある。それは、連邦議会が法律を制定する米国連邦議会議事堂ではなく、そこから1ブロック東にある連邦最高裁判所の建物である。米国の最高裁判所は、創設後1世紀半の間、立法府に間借りをして議事堂内で裁判を行っていた。しかし1935年に最高裁判所は、ようやく「米国政府の平等かつ独立した部門のひとつとしての法廷および司法制度の重要性と尊厳にふさわしい規模に設計された」建物に移転した。
そのころには、最高裁は広く尊敬を集め、その正当性と威信は大きく高まっていた。もはや知る人は少ないかもしれないが、違憲立法審査権に関する最高裁の最初の重要な判決となったマーベリー対マディソン事件の判決は、ジェームズ・マディソン国務長官に特定の行動を取るよう命じることを回避したジョン・マーシャル最高裁長官の巧妙な手腕によるところが大きかった。最高裁がマディソン国務長官の行動を命じる判決を下したならば、マディソンはおそらく判決を無視したであろうことをマーシャル長官は理解していたのである。
[続きを読む]